政治信条
政治信条
すべての人が安心して暮らせる社会を
私の決意
SDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。4年前の選挙のとき、私は、これを「私たちの共通目標にしよう」と呼びかけました。あの頃SDGsを知る人は、あまりいませんでした。しかしあの時以降、企業も取り上げるようになり、今では三鷹市も、施政方針(予算概要)に17の個別目標のどのゴールに向けて取り組むのかが記載されるようになりました。政党の立場、主義主張を超えて、「誰一人取り残さない」というテーマは、人類普遍の共通の課題だと私は確信しています。
SDGs(国連目標)17の目標
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロ
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 国内および国家間の格差を是正する
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任 つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
政策
1.三鷹駅南口の再整備
三鷹駅南口バスロータリーは、人口増加でバス路線も増え、バスの2重停車など、まさに飽和状態です。またタクシー乗り場の集約、朝の中央通り時間規制、バスの降車場や待機場所の増設など一つ一つ改善してきましたが、まだまだ課題は山積しています。
今後も、利用者の利便性、安全対策を考慮しながら、市と交通事業者と連携をとり、三鷹の玄関口にふさわしいバスロータリーへの改善に努めます。
2.三鷹台駅バスロータリーの安全対策
市は三鷹台駅にバスロータリーの整備事業に取り組んでいます。が、踏切の影響による渋滞や歩行者の動線で、新たな事故が懸念されます。安心して利用できる環境整備を、都市計画審議会や市議会を通じて訴えて参ります。
3.誰もが安心して出歩ける環境を目指して
現在、井の頭地域では小型EVバスの、大沢地域ではAⅠデマンド交通の実証実験が行われております。小型EVバスは、狭い道路に対応でき、より身近にバス停を配置することができます。当面の高齢者等の移動手段として期待されます。また将来の自動運転を見据えたた時、EVバスが最適なものと考えられています。またAⅠデマンド交通は、月定額で利用できる「お抱えタクシー」のようなもので、バス停からの利用によらず、ドアからドアまで利用が可能になります。安全性・利便性に配慮しながら、井の頭地域でのAⅠデマンド運行実現に向けて取り組んでいきます。
4.災害に強いまちづくりを目指して
首都直下・多摩直下型地震はいつ起きてもおかしくないと言われています。避難者への支援計画作成や、防災活動に取り組む各団体の応援、いざと言うときの消防団機能の強化・充実に努めると共に、地域の防火・防災に取り組んで参ります。
5.コロナ禍で疲弊した中小企業の支援
新型コロナウィルスの感染拡大の影響で市内の中小企業は大きな打撃を受けました。
必要な技術開発やリスク管理に係る様々な支援策の展開を求めていきます。
6.農地保全と地産地消の普及
6.農地保全と地産地消の普及
農地は限られた貴重な緑地でもあると共に、災害時には緊急避難場所にもなります。
これまで国基準ではなく、三鷹市らしい認定農業者制度の創設を求めた結果、市独自の準認定農業者制度が開始されました。が、「食べていける農業」を実現しない限り都市部における農地の減少には歯止めをかけわれません。地産地消の強化に取り組むとともに、営農継続できる農業者への支援策を農業者と共に追求していきます。
7.真の子育て支援を目指して
政府は人口減少に対し、異次元の子育て施策を掲げていますが、安心して子どもを産み育てる環境の実現には、お金を配るだけではなく、子育てに係る全ての人々が安心して働ける、暮らせる環境整備を同時に進める必要があります。
幼稚園・保育園・学童保育で働く方々が正当に評価される事が、保護者が安心して我が子を預けられる環境整備の第一歩です。
8.働くことを軸とする安心社会の実現を目指して
1999年に、ILO総会で当時のフアン・ソマビア事務局長が「ディーセント・ワーク」を提唱しました。日本語では「働きがいのある人間らしい仕事」と訳され、「生きがいを持って安心して働ける環境づくり」のことを言います。これまで労働運動が主張してきた「賃上げによる経済の好循環」と全く矛盾しません。雇用の質的強化と機会創出、同一労働・同一賃金、出産から子育て・教育・就労・老後まで生涯を通した切れ目のないセーフティネットの整備など、関係団体等と連携して諸課題に取り組んでいきます。
9.平和を守るために
21世紀はテロとの戦いと言われていましたが、2022年、大国ロシアの隣国ウクライナへの侵攻という暴挙が行われ、私も怒りを抑えられません。
三鷹市も、ウクライナから避難された方々の支援に取り組んでいますが、これからもそれぞれの方に寄り添った支援のあり方を求めていきます。
私は戦争を知らない世代ですが、「戦争の惨禍を繰り返してはならない」との思いからこれまで「戦争資料の保存」を訴えてきました。その結果、前回選挙後市役所3階に「平和資料コーナー」として常設展示を実現しました。
今後とも、反戦・平和の想いを後世へ伝える努力を続けていきます。
10.誰もが安心して暮らせる三鷹へ
独居のお年寄り、老々介護、若年介護者、障がいを持つ子の親の高齢化、障がい者本人の住まい探しや就労しにくさなどが社会問題化しています。そうした方々も安心して生涯三鷹で暮らせるよう行政に求めると共に、後見人制度によらない信託制度の普及など、関連団体とも協力して諸課題の解消に取り組んでいきます。
ユニバーサルデザインの発想、障がいを持つ人が安心して暮らせる社会こそ、全ての人が安心して暮らせる社会であると信じております。