みたか平和のつどい

今日は終戦から77年目の8月15日です。

三鷹市ではコロナウィルス蔓延の影響で2年間みたか平和のつどいが開催出来ませんでしたが、今日は感染対策を万全に3年ぶりの開催です。

この間、世界は平和とはかけ離れてしまっている出来事が多すぎて悲しくなります。

北朝鮮では核開発が進み、中国は急速に軍備を拡大し、ロシアはウクライナへ武力による現状変更を行っています。

歴史的・地政学的に各国でどの様な理由があろうとも、戦争で一番被害を被るのは何の罪もない一般市民です。

私は戦争を知りませんが、決して起こしてはならない事だという事は理解しているつもりです。

日本国内でも憲法を改正し自衛隊を明記する事で実力組織として保持しようとか、国防費をGDPの2%に引き上げるなどの議論がなされていますが、戦力を持てば持つほど他国は警戒し武力行使の口実を与えてしまう事にもなりかねないと考えます。

人類は戦争の世紀であった20世紀を経て21世紀を平和の時代とするべきなのに、何故か逆光している様にしか思えません。

その様な今だからこそ、改めて平和の尊さを感じ、愛する者を守ろうと命を散らした先達に思いを馳せる大切な日でありました。

私の選挙公約の一つである平和施策は、みたかデジタル資料館や今年度から始まった戦争体験者のお話をアーカイブ化する事で少しづつ結実していますが、これからも先達に恥ずかしくない様な国づくりの礎になりたいと深く感じます。