三鷹駅南口 朝の時間帯の規制解除を実現!

私の前回の選挙公約でもあり、長年に渡り取り組んで参りました三鷹駅南口のバスロータリーの混雑解消…

この度、その取り組みの一つである朝の時間帯の交通規制解除について実現する事が出来ました。

これは、今までロータリー北側交番前のタクシー乗り場で乗車し南方面に向かいたい場合、中央通りは朝7-9時の間は路線バス以外は進入禁止である事から三鷹通りまで出て南下していましたが、2022年7月13日より乗客を乗せた実車のタクシーについては7-9時でも通行可能とする事で、時間の節約と料金の低廉化に寄与したものとなりました。

この課題に関しては2016年から取り組んでおりましたが、この間、中村ひろし都議会議員をはじめ市の職員の皆様、そして何より乗客の利便性を第一に考えられて共に汗を搔いて頂いたタクシーの労働組合の皆様に心より感謝とお喜びを申し上げます。

それにしても、規制の解除・変更をするのにこんなに時間と労力が掛かるとは思いませんでしたので大変勉強になったと共に達成感でみたされます。

私がこれまで取り組んで参りましたこの課題の発端は、ロータリー内でバスが二重停車をしながら乗客を降ろしていてかなり危険な状況であったり、人口増や杏林大学井の頭キャンパスの完成でバス路線が増えた事により混雑が極まってきた現状を改善するための問題提起を、タクシーの乗務員で構成される労働組合であり、三鷹武蔵野地区で業務されている会社の組合でまとまって政策制度要求をされている武三地区連絡協議会の皆様から頂いた問題提起が発端でした。

問題提起は多岐に渡り現在も取り組んでいる最中ですが、これまで実現したいくつかの事をご報告致します。

・2016年当時、2020東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、タクシー   乗り場を車いす利用者が乗車しやすいものへと変更して欲しいとの要望には、交番前のタクシー乗り場を改修する事で実現出来ました。

・ジブリ美術館・明星学園ルートのシティバスがロータリー内に進入する事なく手前で乗客が降車出来る様、みたか観光協会の前に降車場所を新設しました。それまではロータリー内を乗車場までぐるりと回り込んでいましたので、渋滞しているとずっとバスの中に乗ったままロータリー内で待たされました。これで乗客の負担軽減につながったと思います。

・南口のコラル脇からさくら通り交差点までの中央通りにバスの待機が多く渋滞が起こっているとの課題には、タクシー事業者の皆様のお申し出を頂き、北側と南側の2か所あったタクシー乗り場の南側をバスの待機場所とし、バスが中央通りで出来るだけ待機しない様に致しました。しかし未だ中央通りのバス待機が散見される事から、ロータリー外での待機場所の確保を行政に求めています。因みに南側のタクシー乗り場は終バス(11時頃?)以降はタクシー乗り場として利用されています。

こうした課題を一つ一つ解消するため、バス事業者にも混雑しない様なダイヤの改正をして頂いたり、三鷹市地域公共交通活性化協議会でも分科会を立ち上げて頂き話を前へ進めて頂くなど、多くの皆様のご尽力を賜りました事に心より感謝致します。

今後の課題と致しましては、未だ解消していないタリーズコーヒー前のバス二重停車解消に向け、JR三鷹駅さんと話し合い敷地を提供して頂き手前の電車庫通りに降車場を設置する事、ロータリー外にバスの待機場所を確保する事、そして新たな課題として浮上した南側タクシー乗り場の復活等々ありますが、これからも市民の皆様の利便性向上に向け取り組んで参ります。

しかし、南口バスロータリーにおける諸課題の抜本的解消は面積的に手狭な現状では難しく、現在の取り組みはあくまで対処療法であると考えております。

やはり全てを解決するためには、三鷹駅前のマンション建て替え時による再開発(南口中央通り東地区再開発事業含む)等に合わせ、ロータリーのあり方とデザインを考えなければならないと考えます。

この点では河村市長とも認識が一致しておりますので、今後とも機を捉え改善策を提案し三鷹駅南口ロータリーの再構築を図って参ります。

7月12日までの規制。

7月13日からの新しい規制。